賃貸物件を探しているときに、チェックしておきたい点の一つが、火事などになったときの避難経路です。
避難はしごにもいろいろな種類があり、それぞれ使い方が異なるため、あらかじめ知っておくと安心できます。
今回は、賃貸物件の避難はしごの使い方や、避難はしごの種類、設置基準についてご紹介します。
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賃貸物件の避難はしごの種類
賃貸物件に設置されている避難はしごには、3つの種類があります。
一つは「固定はしご」と呼ばれるもので、建物自体に固定されているタイプのはしごです。
固定はしごには、常時使用可能なタイプと、伸縮性があるものや収納式など、使うときだけ取り出して使用するタイプがあります。
2つ目は「立てかけはしご」で、防火対象物に立てかけて使用するタイプです。
はしごの上部と下部には滑り止めがついていて、持ち運びが可能なため、屋根に避難した方や逃げ遅れてベランダに避難した方などを救助できます。
3つ目は「つり下げはしご」で、防火対象物の窓枠やベランダの手すりなど、頑丈な箇所にフックをかけて、はしごを地上に向かって降ろして使用します。
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賃貸物件の避難はしごの設置基準
避難はしごの設置基準は、消防法施行令第25条第1項の第1号から5号までに規定されています。
設置基準は建物の用途、収容人員、階数などによって決められていて、建物用途の区分は18項に分かれています。
たとえば1項の劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂、集会場では、2階以上の階、または地階です。
一方、12項の工場、作業場、映画スタジオ、テレビスタジオでは、3階以上の無窓階または地階となっています。
また、建築基準法では、避難上有効なバルコニーについて言及されており、バルコニーの床は耐火構造、準耐火構造とし、構造耐力上安全なものとするよう定められています。
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賃貸物件の避難はしごの使い方
賃貸物件でよく見るハッチ用つり下げタイプの避難はしごの使い方は、4ステップで設置できます。
まず蓋を開けて、蓋を固定して、はしごを下に落として、はしごを使って下に降ります。
つり下げタイプの折りたたみ式の避難はしごは、つり下げ部分を取り付けて収納バンドを外方向に引き離すと、はしごが降下する仕組みです。
いずれのはしごも、表は利用者が実際に降りる側で、裏は防火対象物の壁面に接する側となり、表裏を間違えて設置すると大変危険なので気を付けましょう。
スムーズに避難するためには、避難はしごの上にものを置かないことも大切です。
ベランダに避難はしごが設置してある場合は、その上に鉢植えなどを置かないで、避難はしごの周辺にスペースを確保しておきましょう。
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まとめ
賃貸物件の避難はしごの種類は、固定はしご、立てかけはしご、つり下げはしごの3種類です。
避難はしごの設置基準は消防法で定められており、建物の用途や収容人員、階数などによって決められています。
避難はしごの使い方は、蓋を開けて、蓋を固定し、はしごを下に落としてから、はしごを使って下に降ります。
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