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ペット禁止の賃貸物件が多い理由は?交渉の余地やこっそり飼うリスクを解説

賃貸ノウハウ

生田 一馬

筆者 生田 一馬

不動産キャリア12年

ペット禁止の賃貸物件が多い理由は?交渉の余地やこっそり飼うリスクを解説

賃貸物件は、ペット禁止というルールが定められているケースが多いです。
なぜペット禁止?こっそり飼ってもばれないのでは?と考えがちですが、賃貸物件のルールを破ることには大きなリスクがあります。
今回は、ペット禁止の賃貸物件が多い理由や、交渉次第で飼うことはできるのか、こっそり飼っているのがばれるとどうなるのかを解説します。

賃貸物件がペット不可とする理由

ペット禁止の賃貸物件が多い主な理由は「部屋に傷や汚れ・においが残ることによる物件価値下落の阻止」「他の入居者・近隣住民とのトラブル防止」の2つです。
ペットを飼っていると、部屋の壁・床に傷をつけてしまったり、特有の汚れ・においが染みついてしまったりします。
退去時に原状回復することができないほどの損傷が残り、物件価値が下落するのを阻止するためにペット禁止とする賃貸物件が多いです。
また、鳴き声や糞尿の処理方法などがきっかけで、他の入居者・近隣住民とのもめ事が起きるケースがあるため、ペット自体を禁止してトラブルを避けるという意味合いもあります。

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ペット禁止の物件は交渉次第で許可をとれる?

ペット禁止としている賃貸物件でも、大家さんに交渉した結果飼育の許可をとれたというケースが一部存在します。
敷金・礼金や毎月の家賃を上乗せする、ペット関連トラブルを防ぐための対策を具体的に伝えるなどして、特別に許可してもらえることもあるようです。
しかし、原則として全入居者一律で禁止となっている事項ですから、しつこく交渉を試みるのは避けましょう。

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ペット禁止の賃貸物件でこっそり飼うとどうなる?

ペット禁止の賃貸物件で、こっそりペットを飼うことは避けてください。
ペットの飼育が発覚すると、ただちに強制退去となったり、契約違反による損害賠償を請求されたりする危険があります。
退去にともなって、敷金だけではまかなえない修繕費を支払うことになる可能性も高いです。

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ペット禁止の賃貸物件でこっそり飼うとどうなる?

まとめ

ペット禁止というルールを定める賃貸物件が多い理由は、特有の傷や汚れ・においによって物件価値が下落しやすいこと、他の入居者や近隣住民とのトラブルの種になることなどがあります。
しかし、敷金・礼金や家賃の上乗せ、万全な対策の提案などを踏まえた交渉で、特別に許可が得られるケースも一部あるようです。
ルール違反が発覚した場合には、強制退去や損害賠償請求などの重大なリスクがあるため、こっそり飼うことは避けましょう。
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